ブラタモリ 〜釧路湿原〜
7月20日土曜日の「ブラタモリ」では、釧路湿原に来てくれました♡
釧路に住んでいるのに、わかってなかった湿原の成り立ちを教えてもらいました。
こちらのNHKのサイトに内容が書いてありますよ。
釧路湿原の成り立ちは、海が後退して干上がって行く途中で、水の出口が砂丘によって閉ざされてしまい、巨大な水たまりが残ったためにできたのだそうです。
山手線がすっぽり入る広大な土地に、タンチョウ、エゾシカ、キタキツネなどの野生動物が生息しています。
タモリさん達が最初に行ったのは、「細岡(ほそおか)展望台」です。
釧路空港から近いのは「釧路湿原展望台」ですが、細岡展望台は屋外なので、湿原の空気を肌で感じられます。
細岡展望台から下に下りていくと、JRの「釧路湿原駅」があります。
タモリさん達は、そこからJR釧網線に乗って、茅沼(かやぬま)駅で下車。
その路線、6月から9月までは、通称「ノロッコ号」という観光列車になります。
収録した時は、ノロッコ号の時期ではなかったみたいですね。
釧路湿原道路というのもありますが、湿原をじっくり堪能するには、この汽車(電車ではない)に乗るのがベストです。
その後、一行はカヌーに乗って川下り。
川が蛇行しているのは、高低差が少ないからだそうでした。
釧路湿原には、20,000以上の湧水があり、1日20トンの水が沸くところもあるそうです。
それが湿原を常に潤しているのと、河口まで流れた川が、砂丘に跳ね返されてもう一度山へ向かって流れるため、湿原の中で循環して周りが水浸しになるそうです。
な〜るほど〜。
たいへん勉強になりました。
年間100日も発生する釧路名物の霧の原因は、暖流と寒流がぶつかる寒暖差によるそうです。
この霧は、釧路湿原で勢いを増して60キロ離れた摩周湖まで届けられます。
「霧の摩周湖」という歌がありますが、霧がかかってない方がきれいです。
霧のために、釧路は夏でも20度を超えることが少なく、大変過ごしやすいです。
一般家庭には冷房はありません。
茅沼には温泉もあります。
そのひとつ、標茶町が運営している「憩の家 かや沼」にはよく日帰り入浴に行ったのですが、今年の3月から休業しているそうです。残念。
以前行った時は、玄関口までタンチョウヅルが遊びに来てました。
これは、その時の写真。
グーグルアースからの全体の位置関係はこんな感じになります。
ご参考までに。