大学入試センター試験と、苦い思い出
本日から大学入試センター試験が始まりました。
このセンター試験は来年で終了し、再来年からは「大学入試共通テスト」に変わるのだそう。
理由はよくわからないけど、より良くするために変えようとしているのでしょうね。
このセンター試験も、1989年までの10年間は、「共通1次試験」という名称で行われていました。
何を隠そう、私はその共通1時試験を受験したことのある古い人なのです。
苦い苦い思い出。
もちろん?、国立大学は受からず、滑り止めの私立大学に入学した。汗
その頃は、具体的な将来設計など何一つ考えたこともなく、勉強もほとんどせず、浮世離れした妄想にふけっていただけのような生活だったんじゃないかと思います。
ついでなので、更に苦く恥ずかしい思い出を告白してしまいます。
大した勉強もしないまま大学4年間が過ぎ、卒論の締切日当日になって、下書きを焦って清書していたら、そんなに仲の良くないクラスメートから「とにかく学校に来い」と電話がありました。
学校に行くと、既に卒論の提出を終えた同級生達がいて、皆で手分けして清書してくれ、夕方5時締め切りギリギリの10分前に提出できました!
今になって思い返しても冷や汗が出ます。
1分でも過ぎたら、留年するしかなかったわけで・・・。汗
1人で書いていたら、絶対に間に合わなかった。汗汗
書き終わった原稿をゼミの助手が紐でくくってくれた、その指が震えていました。涙
時間に間に合わなければ私が悲惨なことになると心配してくれてのことなのだと、今ではありがたく思うし、その時その光景を他人事のように見ていた自分を今では恥ずかしく思います。汗汗汗
当時はボーッと生きていたためか、コトの重大さが全くわかっていなかったけれど、その震えた指を思い出すたびに、自分は自覚のないまま、周りの人たちに温かく支えられて生きて来たのだなあと今更ながら思います。(遠い目)
彼らには、本当に感謝しています。(頭深々)
そして、本当に困った時には必ずどこかから助けが来るし、自分は大丈夫だと心の底で信じていられるのは、この経験のおかげも大きいです。